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臨地実習先

国立病院機構と連携した高度な看護教育を実現します

独立行政法人国立病院機構福岡東医療センターとの連携により、同センターにとどまらず福岡県内外高度な医療現場での実習体制が整えられています。

実習先として福岡県内すべての国立病院機構(全6病院)をはじめ、
大学病院や総合病院などに協力を得られる体制です。


おもな臨地実習先

・病院

独立行政法人国立病院機構 福岡東医療センター(福岡県古賀市)
独立行政法人国立病院機構 九州医療センター(福岡市中央区)
独立行政法人国立病院機構 福岡病院(福岡市南区)
独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター(福岡市南区)
独立行政法人国立病院機構 小倉医療センター(北九州市小倉南区)
独立行政法人国立病院機構 大牟田病院(福岡県大牟田市)
独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター(佐賀県神埼郡)
九州大学病院(福岡市東区)
国家公務員共済組合連合会 浜の町病院(福岡市中央区)
地方独立行政法人福岡市立病院機構 福岡市民病院(福岡市博多区)
公立学校共済組合 九州中央病院(福岡市南区)
福岡大学筑紫病院(福岡県筑紫野市) など

・保健所

福岡県内保健所

・保育園

古賀市、福岡市東区内周辺保育園

・老健施設、訪問看護ステーション等

古賀市、糟屋郡周辺施設

上野道雄
独立行政法人国立病院機構福岡東医療センター院長上野道雄

高齢化社会は看護の時代

障害を抱えた高齢者医療の多くを病院が担ってきましたが、近未来の高齢化社会では、急変時は中核病院、日々の医療は地域全体で高齢者を支えることになります。病院と異なり、地域に分散した医師、看護職、介護職、セラピストが協力してシームレスな医療を提供するには、患者に関する情報、特に生活情報を共有することが必要になります。看護職は患者の傍らに寄り添い、思いや苦痛をくみ取り、生活に根ざした問題を提起し、生活能力を推し測り、日常生活の改善を図っています。日々の看護を地域に生かし、「看護で医療をかえる」と、高齢化社会は看護の世紀になると確信します。
当院の粕屋在宅医療ネットワークに周辺の2次病院もネットワークを加え、地域の高齢者救急医療が更に充実します。また、当院独自の電子化看護要約を元に、電子カルテ内の患者情報を看護目線で整理した電子化ライブラリーを地域に提供します。当院では、看護師の思いや考察を医療に活かす試みを続け、着実な成果をあげ、「看護で医療をかえる」の芽が開いてきています。
平成26年、3次救命救急センターと1類感染症センターを開設しました。福岡女学院看護大学で臨床力と優しい看護感を磨いて、一緒に、「看護で医療をかえる」を実践しましょう。

生活習慣病、特に高血圧の治療・予防について地域全体、国民全体の管理と意識の向上に貢献。
又、病院のあり方、看護のあり方など医療従事者の根本的理念を重視した病院づくりに取組む。
九州大学医学部医学科卒。九州大学医学部付属病院助手、平成元年九州大学医学部講師併任。平成3年国立福岡中央病院の後、平成6年より国立病院九州医療センター内科医長を務める。
平成15年より九州厚生局病院管理部医療課長併任。
平成16年より国立病院機構本部 九州ブロック事務所医療課長併任。平成17年4月、国立病院機構 福岡東医療センター 院長就任。現在に至る。


社会的活動

社団法人 福岡県病院協会 専務理事
社団法人 福岡県医師会 理事
有限責任中間法人 久山生活習慣病研究所 理事
福岡女学院看護大学 最高顧問

社団法人 日本医師会 代議員

国立病院機構とは

全国に143の病院を持つ日本最大の医療機関。循環器、がん、精神疾患など19分野の政策医療に取り組みたえず第一線の診療・研究・教育を展開しています。看護師のキャリア育成として同機構共通の「能力開発プログラム」に沿った卒後教育があるのが特徴。看護の専門性を高める環境が整えられています。


国立病院機構 福岡東医療センター

国立病院機構 福岡東医療センター

福岡東医療センターは国立病院機構における九州の呼吸器疾患の基幹医療施設であり、「循環器疾患」「内分泌・代謝疾患」「重症心身障害」の専門医療施設です。