大会名 2008(平成20年度)第58回九州地区大学体育大会【九州インカレ】34校出場
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日時 チーム名 勝敗 得点 - 得点 勝敗 対戦相手
2008/7/12(土)14:00 3回戦[緒戦]
※1回戦・2回戦シード
勝てばベスト8
福岡女学院大学 77 - 53 筑紫女学園大学
第1Q. 17 - 14 第1Q.
第2Q. 19 - 6 第2Q.
第3Q. 26 - 16 第3Q.
第4Q. 15 - 17 第4Q.
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戦評 会場
試合開始時間が遅かったせいか、第1Q.からかなり体が重たい。筑紫女学園大学に合わせたゆっくりとしたペースに持ち込まれ、早い展開が出来ない。油断ではないかと思うが簡単にディフェンスを抜かれるケースがあり17-14と第1Q.、内容がかなりよくない。第2Q.に入りディフェンスが良くなる部分や#10(Z)の連続ポイントなどがあったが、相手のシュートミスで相手の点が伸びず助けられる部分も多い[第2Q.19-6]。前半を36−20で折り返す。後半に入り『入れあい』の展開に。シュート成功率で勝る本学が[第3Q.26-16]と10ポイントさらに差を広げ62−36。第4Qはベンチプレーヤーも起用し、最終的に77−53と快勝した。点差的には快勝といえるかもしれないが、出だしから集中力をかく部分が見られ、修正しなければならない箇所があり課題の残る試合であった。 鹿屋体育大学体育館
Aコート
第4試合
2008/7/12(土)17:00 準々決勝 勝てばベスト4
福岡女学院大学 57 - 75 長崎大学
第1Q. 12 - 14 第1Q.
第2Q. 12 - 17 第2Q.
第3Q. 17 - 29 第3Q.
第4Q. 16 - 15 第4Q.
戦評 会場
2002年度「優勝」2003年度「準優勝」、昨年度も「準優勝」と実績を残している今大会。すんなりベスト4入りといきたいところであるが、準々決勝の相手は今年3月の長崎の大会で苦杯をなめた長崎大学。出だし相手センター#12のインサイドの確実なプレーで6-12とされる。しかしここから相手#12の点を抑え、第1Q.を12-14と巻き返す。この流れを大事に入った第2Q.#8(S)と#16(RIZ)の1,2年生ガードコンビがゲームを上手くコントロール。#9(SH)のインターセプトや#5(SHW)・#17(R)センター陣の我慢強いディフェンス(しっかりしたディフェンスリバウンド)で24-24(第2Q残り3分.12-10)と一進一退の攻防。どちらがここから抜け出すか大きなポイントだったが、本学数回の攻めもシュート成功率がおち抜け出せない。ターンオーバーも多くなった本学に対し、確実に点を加え抜け出した長崎大学。第2Q.12-17、残り3分で7連続得点を許し前半を24−31と7点差で折り返す。まずはこのムードを一掃すべく積極的な本学のオフェンスが出し始めた第3Q.の出だし。リズムいい速い攻めで本学7点をとるも、ディフェンスが相手を止められず31-39と点差が縮まらない。点差が縮まらないことからオフェンスのリズムも上手くいかなくなり、インサイドの活用なくシュートセレクションが良くないシュートをほおってしまう。ディフェンスも24秒ギリギリまで粘るもこぼれ球を相手に拾われ相手に加点をゆるすケースが多くなる。点の取り合いとしてしまった第3Q.じわじわと点差を広げられ29点を第3Q.だけで失点・・・。第3Q.終了間際#9の3ポイントでなんとか19点差[41−60]で第4Q.へ。第4Q.積極的なディフェンスから相手のターンオーバーを誘い点を詰めた場面もあったが、相手の落ち着いたプレーで凌がれ、最終的に75−57(第4Q.16-15)で敗れた。これで長崎大学には2連敗。そう遠くない2年前の春には69-44、2年前の今大会では89-57、と一蹴していた長崎大学に2連敗した。全日本インカレにもつながる九州リーグでは同じ2部のチーム。9月の2部リーグで必ずリベンジすべく『一からの出直し。今後の練習での1日1日の練習内容の確認。』が必要であろう。

鹿屋体育大学体育館
Aコート
第6試合
本学の今のチーム力としては、ココ数年に比べてもひけをとらない、いや『その上をいくチーム』だと思う。日頃の取り組み方の話を聞く限り、決してこんなところで終わってしまうチームではないと思う。漠然と次の大事な試合(九州リーグ2部)の9月までいくのではなく、1日1日、1時間1時間、1分1分、1プレー1プレー、確実にその練習(プレー)内容をその時に振り返り、その時に改善し納得していく工夫が一人一人に必要だろう。自チームはどんなチームなのか100-98で取り合いで勝つチームにするのか。とてつもないディフェンス力で相手を50点以内に封じ込め50-48で勝利するタイプのチームなのか、どちらなのか自分のチームの再度知ることも必要だろう。また自チームの選手に合わせるプレーとは、まずは「その選手がどんなプレーをする選手なのか」、「ボールを持った時、その選手がどんなプレーを望む選手なのか」を知ることからだろう。いろんなシチュエーションがあるが一つでも多く、自チームの選手のプレーを『理解すること』『想定すること』から何かが生まれるかもしれない。『全日本に行って一つ勝つこと』くらいの高い目標を掲げてもいいくらいのこのチームの選手たちだと思う。ハンズアップして、シフトして、ボックスして、とって、積極的に走って、打って、そして考えて、といった基本的なことを一つ一つ、「しつこいくらい確認」しながら徹底していけば、先は見えてくるチームだと思う。最後にやはりシュート成功率。強豪校の場合、2ポイントは絶対、3ポイントでもかなりの確率で決めてくる。この差を埋めるべく、試合をシュミュレーションしながらの打ち込みをかなり増やし、試合でのシュート成功率をあげていく必要があるだろう。9月までの宿題はかなり多いが厳しい練習で夢を実現してほしい。

9月九州リーグ2部優勝は最低の目標で、
1部にチャレンジし、必ず全日本切符を全員でつかみます。