本日は、音楽の「音」について私目線で話してみたいと思います。

うちの部員の中には趣味や教養・チャレンジそして、芋づる形式で入部した個性のつよいキャラクターで埋め尽くされています。
で、去年は部長として色々音楽を教えたのですが、やっぱり音楽に対するイメージが変なんですよね。
夏休みに、いい加減な楽譜の書き方をして後輩に怒鳴ったことがありました。こんなことをする原因は「音楽の知識の無さ」と「テレビに影響されすぎて生まれた意味の無いビジュアル」からなんです。
他人の音楽ばかりを真似して模倣しているようでは何も結果は得られないし、意外に損な事の方が多いんです。(昔の私や私の友人がそうでした。)憧れの音楽家がいるのであれば、その要素だけを参考にする程度が一番安全だと思われます。現に、二年前からviolinは旋律をやるから楽だ・カッコいい!みたいな態度を示した部員が何人かいらっしゃいました。

音楽って毎日進化をしていると思います。ただ、私たちが知らないだけで。つい最近に、「魔法の教科書☆」について何人かこちらに書き込んでいますが、後輩たちの「正しい音が出せない」という声は音楽の重要な部分が抜けてしまっているからだと私は感じています。

私にとって「音」は「色彩近い存在」なんです。同じ「赤」でも「朱色」とか「カーマイン」とか「クリムゾンレッド」とか色々あるじゃないですか。絵画やデザインはその色使いや微妙な色味が結構楽しまれていると思うんです。(多分、趣味の範囲では。)
しかし、困ったことに音楽は「赤」というまったく同じ色(音)を全員が出さないと美しくないんです。ここが後輩たちに抜けているところ。→しかも全く気にしていないみたいなんです。世の中にはたくさんの音が溢れているから正しい音を長時間体に刻み込むのは難しいです。でも、大昔、楽譜の無かった時代は音感が優れていた人物がみんなを音楽の世界に導くためにがんばっていたはずです。私は、そのことを最近しつこく後輩に言っています。古代人になれとは言いませんが、もっと音楽の世界にどっぷり浸かっちゃってください!
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