昨日は新しい曲をしばらく練習した後、ずっとキーボードと格闘していました。

チャペルで演奏したときのように、曲によってはキーボードをならし、より華やかにしているのですが、このキーボードの曲作りがなんとも曲者!
そのキーボードの曲作り、一連の作業は以下の通りです。

曲のイメージに合ったリズムを選ぶ。

選んだリズムにコードを打ち込む。

コードを打ち込んだリズムに別の音色などを加えてより華やかにする。

このように簡単にまとめると、たった3工程かと思われる方もいるかもしれません。しかし、たった3工程、されど3工程。すぐには終わらないのです・・・。

私は最初の工程、リズム選びから苦戦します。
キーボードに搭載されているリズムの数はおよそ200種類。その中から曲のイメージにあったたった一つのリズムを探し出さなくてはならないので、なかなか時間がかかってしまうのです。
まず一通りリズムを聞いていくつか候補を選び出し、そのなかから最終的にひとつのリズムを選ぶ。言葉で表すと簡単ですが、なにぶんリズムの数が半端ないので(それがカシオちゃんのよいところでもあるのですが)、かなりの時間を費やしてしまいます。
そして、リズムが決まれば次はコードの打ち込み。
これがまた曲者・・・。
曲が長くなればなるほどそれだけ集中力を持続させなくてはならないので、精神的にも体力的にもかなり疲れます。そして、この作業の恐ろしいところは、1箇所でも間違えたらいやおうなくはじめからやり直しということです。
たとえば、曲の頭から順調にコードを打ち込んでいき、最後の最後、たった一つのコードを打ち間違えるだけで、それまでの努力は水の泡。また一からやり直しなのです。
昨日の段階では時間的にコードを打ち込む作業ができなかったので、明日はなんとか打ち込みだけでも終わらせなくてはなりません。
そして最後の工程、これが一番難しいと私は思っています。
リズムに合い、また、その曲のイメージをより顕著にさせる音色で打ち込まなくてならないもので、これは打ち込む側のセンスが問われます。
今後もまだまだキーボードとの格闘は続きそうです。