とうとうあと二日で六月に入りますね。今月もあっというまに過ぎていきましたが、チャペルが控えている六月はもっと早く過ぎていく予感がします・・・。練習も大詰めに入っています。

ところで、Yuuki先輩が↓のブログでおっしゃっているパフという曲、今日も練習しましたがとても難しいです。
パフは種族の違うジャッキーと友達になり、毎日楽しく遊んでいた二人だがやがてジャッキーはパフのもとに来なくなってしまう、というシンプルで寂しい内容ですが、その悲しみを表現するやり方がよくわかりません。
ジャッキーとパフは、生きる時間が違うわけなので、当然ジャッキーのほうが早く大人になると思います。しかし今までの私の人生の中で、友達のほうが先に大人になってしまうなんてことはもちろんありませんでした。どうしてこんなことを書いているかというと、パフの悲しみを表現するにあたって重要なものが、二人の時間の流れ方にあると思うからです。

同じ速度で成長していく者同士なら、お互いの進歩を見ながら一緒に大人になっていけますが、ジャッキーとパフの場合はこれが成り立たないと思います。ひとりで大人になってしまったジャッキーが何を思ったかはわかりませんが、二人の友情はお互いの精神年齢が同じという時期に限られたものだったのかもしれません。成長できずに純粋なままのパフが置いてきぼりにされてしまったところに、この曲のさみしさが表現されているのかもしれないと思いました。

この曲の概要を聞いたときの第一印象が、「ジャッキーはひどいやつだ」でした。パフの気持ちを考えていませんでした。いつでも自分目線でものごとを考えていると、いざというときに人の立場に立てなくなるということがわかりました。

ピッチカートの練習をしていると、中指に水膨れができていてびっくりしました。弦をはじくたびに割れそうでヒヤヒヤします。