昨日は就職活動の関係で音楽講習会がいい加減になってしまいました。一年生よ申し訳ありませんでした。
でも、講習を行っていて予想だにしなかった出来事が発生し、私としてはうれしかったです。(意味不明)

現在、メロディにコードをつけるという技をやっております。自慢じゃありませんが、私はメロディを口ずさみながらコードを瞬時に(!?)書き込んでいくので、今回、一年生に理屈たっぷりで噛み砕いて教えるというのが大変でなりません。
昨日行ったのは、ジブリシリーズの音楽のコード付けでした。そこで、たまたまrelativeに出会いました。
私の予定では(就職活動込みで・・・)、このrelativeに出会うのはもっと後のはずでした。しかし、選曲が悪かったせいかかなり速い段階で出会ってしまいました。
出会ってしまった以上、「また今度ね。」などと口が裂けても言えません。そこで急遽説明・・・・。
relative・・・英語では「比較」などを意味しますが、音楽では「平行調」を意味します。そもそも音楽には♯や♭の臨時記号が付いたり付かなかったりします。
突然、♭2つが何も付かない状態に切り替わる→これが「転調」です。曲が盛り上がるときに音程(調)が一瞬にしてかわるアレですよ。
でも、「平行調」はちょっと違います。♭ひとつならひとつのまま、突然曲のイメージが明るくなったり暗くなったりする現象(大げさ)なのです。音楽が全くわからない方にはこれ以上噛み砕いて説明できませんが(それは私が未熟者だから)、♭一つの明るい調があれば、同じように♭一つの暗い調が裏表の関係のように存在するということです。私の作る曲は、転調が多いのでrelativeという発想がないみたいですが、今度の定期演奏会で使用してみようかなぁ・・・。と思い始めました。