今日は、楽譜書きの勉強をしました。

楽譜を書くというのはとても難しいものです。私は音感がないので、耳で聞いただけでは楽譜に起こすことはできません。
では、どうやって楽譜を書くのかといいますと、ベースなどはあとまわしにしてまずメロディから書いていきます。メロディといっても、もちろん音階はわかりませんから、まずはリズムから書いていきます。音源から曲を聴き、四分音符や二分音符などを聴いたとおりに埋めていきます。
聞いたとおりに書くといっても、これがまた難しいです。すべてが二分音符や四分音符だけで構成されているわけはありませんから、聞くだけでは難解な音符も出てきます。(二拍三連符や一拍三連符など)しかし楽譜書きですからこれだけでは終わりません。リズムを求めたあとは、音階を当てはめなければなりません。
♯や♭のことも考えなければならないし、メロディが終わったらベースもつけなければなりません。それが終わったらセカンド、サードを考えて・・・というように、楽譜書きには大変な技術が必要だということがわかりました。

今までの私は、曲を聞いたら「いい曲だな」などと思うことはあっても、その曲の本質までは見ていなかったように思えます。
ここで私が思う「本質を見る」というのは、その曲の構成を考えながら聞くということで、曲の中にたくさん詰まっている情報を味わいながら聞くということです。この部分でオブリガードが入って、この部分で転調して・・・など、作曲者が何を思いながら曲を作ったのかを考えながら曲を聞くということです。
私がこれまで聞いていたのは、アーティストの歌声だったり歌詞だったり、曲の構成のことなど考えたこともありませんでした。私は音楽を「聴いて」いるのではなく、「聞いて」いるだけなのだと先輩に指摘されて、そのとおりだと思いました。ふだんから音楽を敬う精神が足りてなかったのだと反省しました。

今日は、先輩に教えてもらいながらなんとか少しだけリズムを書きました。しかしまだまだメロディ完成には程遠いです。明日からもがんばって楽譜書きをやりたいと思います。